有毒植物による食中毒防止の徹底について

出荷差の皆様へ

販売用の野菜や山菜、その加工品に、有毒植物が混じることによって食中毒が起こることもあります。近年、農産物直売所等で野菜、山菜と誤って有毒植物が販売され、その有毒植物を食べた消費者に食中毒が発生するという事例が複数報告されています。野菜、山菜等を栽培、採取、収穫、加工、出荷、販売する際には、有毒植物が混じらないように十分に注意をお願いします。具体的には以下の事項に留意してください。

  • 食用と確実に判断できない野生きのこや山菜については、採取及び農産物直売所への出荷を行わないこと。
  • 栽培時に雑草や観賞用植物の混入がないように、信頼できる種苗の使用と、適切な農地の管理を行うこと。
  • 野生きのこ、山菜及び野菜を収穫及び出荷する前に、有毒きのこや有毒植物等が混入していないかを確認すること。
  • 農地やその近辺には、食用植物と誤認しやすい有毒植物を植えないこと。

参考サイト

農林水産省ウェブサイト
〇毒きのこに注意!
〇知らない野草・山菜は採らない・食べない!
〇野菜・山菜とそれに似た有毒植物

厚生労働省ウェブサイト
○自然毒のリスクプロファイル:クサウラベニタケ
○自然毒のリスクプロファイル:クワズイモ

食品安全委員会ウェブサイト
○クサウラベニタケの概要について
○ハザード概要シート(クワズイモ)